日本歯周病学会認定歯科衛生士

日本歯周病学会認定歯科衛生士の資格について

日本歯周病学会認定歯科衛生士とは、特定非営利活動法人 日本歯周病学会が認定する専門資格の一つです。
この専門資格が発足したのは平成17年のことで、平成28年時点で1,026名の日本歯周病学会認定歯科衛生士が誕生しています。
この日本歯周病学会認定歯科衛生士は、いわば歯周病を専門とする歯科衛生士のスペシャリスト的な立ち位置であり、成人の8割が歯周病に羅患しているといわれる日本において、歯周病への的確かつ効率的な対応ならび国民の健康管理に貢献する歯科衛生士の育成のために発足しました。

1 Get qualification 日本歯周病学会認定歯科衛生士の資格取得について

日本歯周病学会認定歯科衛生士の受験は書類選考と実技(ケースプレゼンテーション)によって行われます。

【認定試験を受けるまでの流れ】
まずは大前提で日本歯周病学会への入会が必須になります。学会に入会したのち、以下の2つの項目をクリアしていれば認定試験への申請が認められます。

①5年以上の歯周病臨床経験があること、または同等の経験
②日本歯周病学会の学術大会に2回以上参加していること(そのうちの1回に関しては、日本歯周病学会歯科衛生士教育講演の出席でも可)

また、受験には症例資料が必要になりますので、同一クリニックでの臨床経験が長い方が望ましいと言われています。


【難易度】
この資格の難易度は極めて高いと言われています。
その理由として、認定歯科衛生士の中で最も長い経験年数が必要になるのと、最も多くの条件をクリアしなければ認定申請できないからです。
また、歯周病認定医の下で働いている場合とそうでない場合で必要になる臨床経験が異なり、歯周病認定医のクリニックでは無い場合、求められる経験年数は25年になります。
この申請条件と5つの症例報告の条件をクリアすれば、合格率は比較的高いようです。

2 Change job/Finding employment 日本歯周病学会認定歯科衛生士の転職・就職について

日本歯周病学会認定歯科衛生士の転職先は、一般歯科クリニックはもちろん審美歯科クリニック、歯周病を専門とする歯科クリニックなど多岐にわたります。認定までの難易度が高いので、この資格を持っていれば歯周病に関して豊富な経験と知識を持ち合わせている歯科衛生士という事で、転職時は大変有利になります。
歯周病は中高齢に多いと言われていますが、近年では未成年の歯周病も問題視されています。もはや誰でも歯周病になりうる時代となったいま、歯周病に関する専門的な知識を持った認定歯科衛生士は大変重宝される存在と言えるのではないでしょうか